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第25回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
開催のご挨拶

第25回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
大会長 松久充子

多くの地方都市と同様に静岡県にも総合的な視覚リハビリの施設がありません。このため41年前に故市川健三静岡県眼科医会会長が発起人となって、県内の福祉・医療・教育・就労に関わる個人および団体が連携して視覚障害児・者の社会参加を促進するために活動する静岡視覚障害者福祉推進協議会(静視協)を立ち上げました。全国各地で様々な視覚障害者支援ネットワークが立ちあがっておりますが、静視協はその先駆けだったと思われます。静視協では毎年、視覚障害用福祉機器展・体験相談コーナーと市民講座、様々な講習会などの活動をしてまいりました。第25回大会は静視協のメンバーに加えて新たな分野の専門家の参加をお願いして実行委員会を立ち上げて開催させていただきます。
テーマは「みんなで一緒に!Change and Union」です。2016年4月から障害者差別解消法が実施され、2020年には東京パラリンピックが開催されます。障害の区別なく、障害がある人もない人もみんなで一緒に学び働き生活を楽しむ社会でありたい、障害が個性となる社会を目指して、全ての環境と連携してChange!を、皆様と一緒に考えて参りたいと思います。
特別講演では武蔵野美術大学の佐々木幸弥氏の「視覚障害者の音活用の未来」、市民公開講座には静岡文化芸術大学谷川賢司氏の「ユニバーサルデザインプラスの発想」を静岡から発信をさせていただきます。福祉機器展では静視協の経験を活かして40社以上の様々な機器をご覧いただけます。また、ソフトバンク様のご協力でiPadで抄録集を見ていただくために貸出やアプリ紹介も企画しております。実行委員が一丸となって様々な静岡企画を準備しております。
また、家康公が愛した静岡市は富士山・美保の松原の世界遺産、久能山東照宮・静岡浅間神社など歴史的遺産、さらに海・川・山の幸が楽しめます。
皆様、ぜひ静岡大会を楽しんでいただきますようお待ち申し上げます。

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